彼女いない歴35年、モデル体型女性と結婚できました

モテない苦しみと、モテない男が可愛い女性と結婚できた経緯を語ります

女達は俺に執着してほしくないのか、それとも怨念の塊になってほしいのかどっちなんだ

女達の価値判断・リスク判断では

 

・「俺に今後も好意をむけられること」

と、

・「俺に強烈な殺意を抱かれること」

とで、

俺に殺意抱かれたほうが、はるかにマシですってことなのか?

 

 

「興味のない異性に好かれても迷惑」

まあ、ここまでならわかる。共感は全くしないし共感したくもないが。

 

しかし、

「興味のない異性から好かれ続けるぐらいなら、

そいつに強烈な殺意抱かれるか、目の前で自殺されるか、自爆テロで特攻かけれたほうが、

まだはるかにマシ」

これは、全く理解できない。

 

好かれ続けることですら、凄いイヤなんだよね?全く共感できんけど。

なのに、そいつから、

強烈な殺意を抱かれるような叩き潰しや、

目の前での自殺に追い込むような踏みにじりは、

なんで、平気で、

なんで、のうのうと、

なんで、当たり前のようにできちゃうの?

 

リスク管理・危機管理がおかしすぎじゃないか?

 

逆じゃないか???

 

女達は一体どうしたいの?

 

俺に人を憎んだり恨んだりする心が、

まったく微塵もひとかけらもないとでも、信じ込んでいるの?

なんで?

なんで? そう思えたの?

 

なんで

 

ずっと夢見ていた、「いつか俺の愛情をゴキブリ扱いしないでくれる女の子がくるんだ」と

昔、長いこと、ずっと、夢見ていた

いつか、いつかきっと、

俺の愛情をゴキブリ扱いしないでくれる女の子と出会えるんだ、と

 

私の愛情は、まるで当たり前かのように、ゴキブリ扱いされ続けてきました

 

女性達は、一切なんの検討の余地もなく、

一切なんにもためらうことも躊躇もすることもなく、

堂々と、のうのうと、露骨に、

私の愛情を、ゴキブリ扱いし続けてきました

 

女性達は、

お前がちょっとでも私と仲良くしようとするなんて、

言うまでもないとんでもない迷惑行為で当たり前です、と、

堂々とやり続けました

 

変な虫を追い払うか叩き潰すときのように、

私の心になにが残るか、

私の心がその後にどうなってしまうか、

そんなことは全く一切みじんも考えずに、

とにかく叩き潰してきました

 

女性達はまったく微塵も

「こんな対応をしら、こいつに目の前で自殺されちゃうんじゃないか、、、

あるいは逆上して本気で殺しにくるんじゃないか、、、」

そんなことはまったく微塵も考えずに、

とにかく私を叩き潰してきました

 

女性達は

私に「こころ」があるってことを、

まったく知らなかったようでした

 

私には、傷ついたり苦しんだりできるような、

そんな人間みたいな「こころ」なんて、

ないと信じ込んでるようでした

まるで私が虫けらであるかのように

 

 

でも俺は、自殺するでも殺人に走るでもなく、

この世で踏ん張り続けました、生き恥をさらし続けながら。

 

私が死なずに頑張っていたら、やっと出会うことができました

私の愛情をゴキブリ扱いしない女性に。

 

むしろ、私が愛情を注げば注ぐほど、

より深い愛情で返してくれたのです。

私は驚きました、とまどいました

 

だって、それまではずっと

「私の愛情」=「女から当たり前のようにゴキブリ扱いされるもの」

「私の愛情が深ければ深いほど、より反比例して徹底的にゴキブリ扱いされ続ける」

そんな公式が成り立っていたのですから

 

そんな公式をやむを得ず受け入れるしか、

私がこの世で生きていく方法はなかったのですから

 

だから、本当に驚きました

 

私は彼女のおかげで、ようやく、幸せになることができました

 

幸せになることができて、もう一つ、私の心に残ったものがあります

 

やっぱり、

どうしても、

どう考えても

俺がゴキブリ扱いされるなんておかしいだろ

女にモテなくて本当に苦しんだ男にしか夏目漱石はわからない

女にモテなくて本当に苦しんだ男にしか、

夏目漱石は理解できない

 

モテない苦しみを知らない方々に、

「こころ」のKが、

たった一人の女に振られただけで、

なんで死ななきゃいけなかったのかなんて

永遠にわからない

 

別にそれまで付き合ってたわけでも特に仲良かったわけでもなんでもない、

たった一人の女に振られただけで、

なんで死ぬしかなかったのかなんて

永遠にわからない

 

「マドンナ」とは縁もゆかりもなく、

既になくなった母親代わりの「清」の話しで終わらせるしかなかった

「坊ちゃん」の気持ちも、

 

好きだった女が自分の全く知らない間に、

全く知らない男と結婚していて、

ストレイシープ」とつぶやくしかできなかった

三四郎の気持ちも、

 

「行人」の三沢が、

とっくに死んだ精神病の娘が、

自分に惚れていたんだと思い込み続けようとした気持ちも、

 

Kが、「もっと早く死ぬべきだったのに」と

遺書に書いた気持ちも

 

 

モテなくて本当に苦しんだ男にしか、

わからない

 

お前らにはKのことはわからない

一生わからない

夏目漱石にみる「モテない男」の系譜

夏目漱石は、

「男の主人公やその友人達がヒロインをめぐってじたばたするが、

ヒロイン女性が内心で何を考えているかは、最後の最後まで明かされない」

そんな話しをいくつか書いた

 

その、女とのはてしない心理的距離感、

女との絶対的な「他者」感に、

俺は共感できた

 

ただ一人を除くこの世の女達はみな

俺には決して本心で語り合うなんてしなかった

そもそも会話や電話自体をぞんざいに拒否した

 

そんな、好きになった女と絶対的な他者でしかいられない男は、

一体どこにいけばいいのかを、

夏目漱石はどう思っていたのだろう

 

「坊ちゃん」の主人公の坊ちゃんは、

「マドンナ」とは接点すらなく、マドンナが悪役とくっつくのを止めることもできなかった。

結局、自分に母親のような愛情を注いでくれた「清」で、

話しをしめくくった

「清の墓は~~」云々、と。

結局どこまでもその名のとおり、「坊ちゃん」にしかなれなかった

清は恋愛対象でもなく、かつもうこの世にいないのに

 

三四郎」の主人公三四郎は、好きだった女が、

自分には何も告げずに、知らぬ間に結婚していた

しかも、勝手にライバルかなと思っていた男とですらなく、

まったく知らない男と、好きな女は結婚していた

全く知らない間に

そして、好きだった女の肖像画を前に

ストレイシープストレイシープ」と、

つぶやくしかできなかった

ストレイシープがどうすればいいのかは、

話の中になにも示されていない

 

「行人」で、主人公の兄は、

妻が自分を愛していないことに苦しみ、

弟との不倫を勝手に疑うなど無意味にもがいた。

そして結局、妻は愛してくれることもなく、

精神を病んでしまっただけだった

 

同じく「行人」で、主人公の友人の三沢は、

一時期だけ実家で面倒をみた、「精神病の娘さん」が、

自分に惚れていたのだとする思い込みに、固執していた

ただしこの男はその思い込みに固執しつつ、

割り切りをつけて特に好きでもない女と結婚した

結局、すぐに死んだ「精神病の娘さん」以外には、

男を愛してくれる女は、いなかった

 

「こころ」で、「お嬢さん」にフラれた「K」は、

自殺した

それまで、「向上心のない奴は~」と、高尚そうなことをのたまっていた男は、

女一人にフラれてしまっただけのことで、

自ら世を去った

どんなに高尚そうな議論や追求をしたところで、

女から価値を認められなかったら、

死ぬしかなかった

 

そして「お嬢さん」と結婚はしたものの、

いまいち愛されていたのかどうかもよくわからなかった「先生」も

自殺した

 

当たり前だが、Kはフラれなかったら自殺なんかしなかった

そして先生も、お嬢さんがもっと深く愛情を注いでくれたなら、

自殺なんかしなかったと思う

 

 

・「坊ちゃん」のままで清にすがるしかなかった、「坊ちゃん」

・「ストレイシープ」からどう脱却すればいいのかも見つからなかった、三四郎

・好きな女から愛されない苦しみのため無駄に疑心暗鬼になって精神を病んだ、「行人」の主人公兄

・「俺はこの女から愛されてたはずだ」との思い込みに固執する相手が、

健常者ではなく「精神病の娘」である、「行人」の三沢

 

そして、好きだった女一人にフラれたことで、

自殺するしかなかった男、K

 

ストレイシープのなれの果ては、

自殺するしかなかった、ということなのだろうか

 

だが俺は、できれば自殺なんかしたくない

清ただ一人ではなく、マドンナとお付き合いできた坊ちゃんになりたい

ストレイシープではなく、ヒロインとお付き合いできた三四郎になりたい

自殺するのではなく、お嬢さんとお付き合いできたKになりたい

 

 

でも、それはとても難しい

 

まさか、「ストレイシープ」に対する答えは、

Kの遺書のように

「もっと早く死ぬべきだったのに」

ということなのだろうか

 

それ以外の答えはないんだろか

漱石先生、教えて下さい

「明暗」なら、明の答えもあったんじゃないか

いつか女達が俺の目の前にひざまづいて涙流すまで

「たとえ君が目の前にひざまづいてすべてを 忘れてほしいと涙流しても」

オフコース「眠れぬ夜」)

 

 

いつか、俺を害虫扱いした女達が

俺に謝る日がくる

 

いつか、俺の告白を無視した女達が

俺に謝る日がくる

 

いつか、堂々と、のうのうと俺を危険物扱いした女達が

俺に謝る日がくる

 

いつか、俺をのうのうと害虫扱いし、

俺をのうのうと害虫扱いすることをひどいともなんとも全くなんとも思わなかった女達が、

泣いて俺に謝る日がくる

 

「あのときはあんなあり得ないひどすぎる態度を取って本当に申し訳ありませんでした!」と、

心から謝罪する日がくる

 

泣いてわびる日がくる

 

俺はあんなに必死に愛情を注いだのに

俺はあんなに頑張って愛情を注いだのに

俺は勇気を振り絞って告白したのに

それを無価値どころかまるでバイ菌みたいに扱いやがった女達が

俺に謝る日がくる

 

あいつらが俺に対して堂々と投げつけたひどい態度を

俺に謝る日がくる

 

女達が、自分らがのうのうとやった言動について

俺に許しを乞う日がくる

 

 

きょうは雨の日

迷惑行為の加害者にしかなれなかったよ

迷惑行為の加害者にしかなれなかったよ

 

迷惑行為の加害者にしか

なれなかったよ

 

女性を好きになって

なんとか必死に仲良くなろうとして

 

なんとか必死に相手の好きそうな話題を仕入れて

なんとか必死に相手の好きそうなものを買って

 

なんとか必死に勇気を振り絞ってアタックして、

なんとか必死に勇気を振り絞って連絡して

なんとか必死に勇気を振り絞ってお茶に誘って

 

なんとか必死に勇気を振り絞って

告白したけど

 

迷惑行為の加害者にしかなれなかったよ

 

迷惑行為の加害者にしか

なれなかったよ

迷惑行為の加害者にしか

なれなかったよ

俺の復讐劇(合法)はどう始めたらいいのだろう

何度か、誓ったはずなんだよな

 

二度とこんなみじめな毎日送ってたまるか

二度とこんなみじめな扱いくらってたまるか

復讐劇をはじめるんだ

俺自身の弔い合戦をはじめるんだ

二度と無条件降伏なんかせんぞ

 

そう、誓ったはずなんだよなあ

 

でも、どうしたらいいのかわからないや

どうしたらいいんだろ