悟りをひらきたい、「愛別離苦」から逃れたい
「四苦八苦」というのは仏教用語らしく、
「生老病死」の四苦以外にも、四つ苦しみがあると
その一つに「愛別離苦」というのがある
愛する者が離れていってしまう苦しみだと
これって、モテない男がずっと味あわされてきた、味あわされ続けてきた苦しみだ
モテない男の場合は、愛するが故に、愛すれば愛するほどに
愛した女性はどんどん離れていってしまう
いや相手が離れるというよりか、こちらが蹴り飛ばされるというべきか
どちらにせよ、現代の俺のようなモテない男が抱かされたのと、
似たような苦しみを、二千数百年前のインドの人たちも、抱えていたのだ
二千数百年前のインドの人たちも、
モテないかどうかはともかく、同じ苦しみを抱えて、
そこから逃れようともがいていたのだ
「愛などいらぬ!」
「愛故に、人は苦しまねばならぬ!」
モテない男達も、ずっと苦しんできた
いまも苦しみにもがいている
愛ゆえに
しかし、
釈迦はほんとうに、愛別離苦から逃れられたのかな