むなしさ
すべての失恋がそうなのかもしれませんが、
あんなに好きだったあの人のことが、
いまとなっては、すっかりどうでもよくなり、
そもそも思い出すことすら、滅多にありません
だからこそ思うのです、なんだったんだろうと
俺の事をなんとも思っていない女達、
むしろひどいはた迷惑としか思っていない女達のために、
あんなに必死にあくせくもがいて、拒絶され続け、
ボロボロになってすさんでいたのは、なんだったんだろうと
とくに顔や性格がいいわけでもない男ら相手には、くっついて腰振ってるのに、
俺とは、会話するのもイヤです! という女達のために、
なんで俺はあんなに心を病んでいたんだろ、と
いつか、このむなしさが晴れる日が、くるのでしょうか