愛が報われない苦しみをくぐってきた俺に、怖いものはない

くぐってきた修羅場が違う

自分の愛情が、よくて無価値扱い

むしろ愛を害虫扱い・放射能扱い・ウイルス扱いされ続けてきて

それでも生き延びたこの俺に、

怖いものはなにもない

不審者だの匿名のいやがらせだの

そんなものは毛ほどもこわくない

幽霊・怨霊？　そんなものよりも

そこらへんに生きてる女達のほうがよほど殺傷能力高いわ

生身の女達のほうが幽霊なんかよりもよっぽど胸をえぐってきただろが

俺の胸をえぐりまくって生命の危機に追い込み続けてきただろが

「ホームで電車を待ってる間も、背後から突き落とされないか気にしちゃって、、」

自分が線路に飛び込んじゃう心配ゼロみたいで、よかったね

自分でも驚きました

例によって、女性への自分の愛情が迷惑行為でしかないと言われた、ある週の土曜日

普通に用事で電車を待ってただけなのに、

気がついたら、線路に飛び込もうとしてる自分がいた

それまで全く自殺しようなんて考えていなかったのに

気がついたら、線路にダイブしようとしていた

急に我に返って、

急に自分で２、３歩後ろに下がった

なにも起きてないのに

「魔が差した」というやつなのだろうか

自分で自分がつさっきしていたことに、驚いた

あの時、ふと我に返れなかったら

あそこですべて終わってかも

不審者は壁を背にしたり周囲に注意してれば防げるだろうが、

自分が飛び込もうとしてしまったら、

誰が止める？

止めてくれる人はいない

そんなほんの一瞬の差でなんとか生きながらえて、

なんとか生きながらえて、やっと幸せをつかんで、

やっと女性を幸せにできたのが、

いまの俺

女達によって殺されかけたところを、

なんとか生き延びたのが、いまの俺

くぐってきた修羅場が違う

なにも怖いものはない