二度とあんな惨めなモテない日々を送りたくない
どうしたら、よかったんだろうなあ
なんであんな惨めな日々を送ってたんだろ
俺がどんなに頑張って愛情を注いでも、
どんなにあれこれ必死にもがいてその人と仲良くなろうとしても、
すべては逆効果だった
「効果があまりなかった」のではなくて、
完全に逆効果だった
俺の愛情が、深ければ深いほどに
徹底的に排除され、よりマイナスなものとして扱われた
「あなたの愛情には、一切まったくなんの価値もない」
それどころか、
「あなたの愛情は、とんでもない大幅なマイナスの価値を持った迷惑物質です」
「あなたの愛情が深ければ深いほど、とんでもないひどい迷惑物質です」
「あなたの愛情を人前だろうが関係性がどうだろうが立場がどうだろうが、
そんなことはまったく一切なんのおかまいもなしに、
堂々と露骨に他の人たちに見せつけて迷惑がってみせることは、
あなたに対してまったくひどい扱いでも冷たい扱いでもなんでもありません、当たり前です。普通です」
こう、当たり前のように扱われ続けた
それが当たり前の毎日だった
二度とあんな惨めな思い、してたまるか
二度とあんな惨めな日々なんぞ、戻らんぞ
あんな惨めだった俺は、もうこの世にはいないんだ
あのとき、地下鉄に飛び込んでもういなくなったんだ
ひとりぼっちでさみしく、惨めに泣きながら死んでいったあいつの
弔い合戦をはじめるぞ!